おもへん!レオンライ

注「おもへん」とは…おもしろくて変の略です。「ジミヘン」お間違えおきないように。

 

Text  BY    N・蘭蘭(なんちゃって、らんらんの略) 月曜日 広東語サロン生徒

Photo BY  阿雪

 

  黎明(れいめい)という、あまりにも美しすぎる名前を持つ男。広東語読みでは「らいめん」、普通話でいうと「りーみん」、ついでに韓国語では「よみょん」、でもって香港人のファンからは「りーおん」(叫び)、日本人からの一般的な呼び名は「レオン」。香港明星を知らない、パンピー(しっかし古いよねごめんなさい、一般人のことです)からは、「えっ? ジャン・レノの映画??」と、間違えられることもしばしば(な訳ないっつーーの!)。

前置きがかなーーーり、長くなったがそんな(どんな奴だって?)レオンライがこの度来日を果たした。

  以下はそんな怒濤のごとく、レオンと共に駆け抜けた48時間のドキュメントであーーる(かなり大げさ)。

 

10月27日(土) 15時 お台場フジテレビ会議室にて

香港観光協会イベント

 

 我々の前に久々に現れた生レオン(ママレモンではない、あしからず)はやはり面白かった! まず、ファッション! また、バーバリーかいっ!!きっと会場にいたファンの半分以上はキャーとひとしきり叫んだあと、こう突っ込んだに違いない! ご周知の通り、最近このブランドがいたくお気に入りのレオン。タイアップしているかのに如き何かというとこのブランドを着る。まあ、昔の似合ってないベルサーチより数倍いいけどさっ! (ベルサファンのかたごめんなさい)

「柔らかな風合いのカーフのブリックカラーのブルゾン。襟元から見え隠れする定番のチェックがポイント!」なんつー、女性ファッション誌が好みそうなコピーが似合う、ブルゾン。全体的に茶系統でまとめた、少年風ファッションだった。

 

今回来日の大きな目的のひとつ、観光協会のイベント。レオンとミシェル・リーの2人が親善大使に任命された為、参加したのであった。

  まあ、レオンはしゃべるしゃべる〜…もう絶好調! って感じ。

自分向けの質問のみならず、ミシェル向けへの質問にも割って入るほどの絶好調ぶりであった。

もう。誰か止めて〜キャー!

  例えば、MCがミシェルに

「美容と健康にいいとお薦めの中国茶って何ですか?」と聞くと、

ミシェルが「そうですね、私は水仙茶とか好きー!」と簡潔かつ的を射た答え。

MCが「なるほど…」と相槌ちを打ったか打たなかったのうちにすぐ通訳の辻本さんに

話しかけるレオン。

そこで滔々と「馬王留茶」(まーらう=広東語で猿のこと)について、延々と講釈が続く。

日本人的に言うと、もうここらへんでいいんじゃないかい?

という会場の空気。

  そんな「間」というモノを一切無視した、マシンガントークに、

しばし、会場は不思議な笑いの空間へと化したのであった!

  全体を通して、レオン8:ミシェル2の割合で話しは続く。

MCの方は二人に対し、あくまでも平等に話を振っていたんだけど、何しろレオンご本人が飛ばしまくり、話に参加しまくりだったため…こうなったのだ。

レオン的には超ゴキゲン・オーラを放っておられたのであった。

おお、めずらしい(おっと、失礼!)

 

  初っぱなのイベントからこんなに飛ばして大丈夫なんだろうか??

「絶対、後半へばるに違いない!」

不安度100%である。

そして、やはりこの予想次の日的中してしまうのであった、嗚呼、クエックエと

青田赤道のごとく空を仰ぎ叫んでしまった私。(青田赤道って誰? っつー人。

あなたは正常です、ご安心を。興味のあるかたは「花の応援団」を読むべし)

やっぱり、レオンは「おもへん」であった。

通訳の辻村さん、本当にご苦労様でした。

  その横でミシェルが「あああ…まだしゃべってるこの男…」という冷たい視線をレオンに投げかけていたことに、本人は気が付いていない。会場に来ていた人は皆気が付いていたであろうが…。

これは個人の見解だが、だからあの二人はやっぱり縁がなかったのでは? とふとプライベートを垣間見ることができた、スリリングな舞台上であった。

 

  でもって、色々ゲームなんかを進行しつつ、「お仕事」親善大使を無事果たしたレオンであった。

 

同日 18時30分  竹芝ノースタワー 

黎明家族ファンクラブの集い

 

  本日のミッション2は、ファンクラブの集いである。

日本での開催は2年振り、3度目。

また、ここでもレオンは「おもへん」振りを我々に存分に披露してくれたのであった。

はははは…。

 

  まず、「トークショー」。

司会の馬さん(NHK普通話講座のせんせ)&藤谷さん(キュートな女性。俳優スティーブン・セガールのお嬢さん)の3人で話が盛り上がる!?

瀬戸朝香さんとの共演のこと、映画「バレットラブ」での撮影秘話などなど、またまた話し倒すレオン。

  質問「映画の見所は?」

レオン「それは見る人が決めることだから、僕は何も言えない」

(オイオイ、それを言っちゃ元も子もないじゃんかーー)

と、にべもない答えをしたかと思うと、一転

質問「撮影中、一番大変だったことは何ですか??」

レオン「風邪を引かないように気をつけたこと」

どひゃーーー! でたーーー!

レオンの訳のわからん、答え。

フツーのスターだったら、そういう、ありきたな質問の時には「ええ、サムという役柄を自分なりに会得し、表現するのに大変苦労しました」とか「はい、そうですね、やはり瀬戸さんとの言葉の壁を越えた演技をしなければならなかったことでしょうか…フッ(小さく息を吐く)」なーーんてのを、答えるんでないかい?(北海道弁だ、いきなり。でもあたしゃ東京出身だけど、あは)

  しかもレオンはその「いかに風邪をひかないように気をつけなければならなかったか?」をまたまた、延々と話し倒したのであった。

レオン「とくにパリは毎日天候が目まぐるしく変わり、今日寒かったかと思うと次の日は汗を掻くほどの暖かさで…」なんてゆー風にね。

そんなに、力説するほどのことか?? それって? 謎である。

いやあ、さすが独自のムードを持つレオンである。

「健康管理なんて、役者として当たり前やん!」っと、何故が関西弁で突っ込みたくなった私であった。とほほ。やっぱ、面白すぎー!

 

  続いて「山の手線ゲーーーム」。

レオン関係の映画について、オモチャの爆弾を回しながら答えていくというもの。

さすが、出場の皆さん、超映画に詳しい方ばかりで、どんどん答えていく。

「レオンと共演した男優は??」

まず、トップバッターはレオン。

「劉 ・ 青 ・ 雲…へへへへ」

得意そうに、こう答える。

解って当たり前、答えるのは当然、だって「あんたに関することやん!」。

次々と、出場の皆さんが答えるなか、レオンの2順目。

「……(無言)。んーーんーーんーー」

「バーーーーーン」(爆弾が爆発する音)がむなしく響く。

あれっ? 何で共演者の名前忘れるの?

で、何でマスコミに「仲が悪い」と指摘された、劉青雲の名前が

一番に出てくんの? ありり? またしても、「おもへん」ぶりの発揮である。

で、何よりもご本人がいたくお気に入りだったのが、このオモチャ爆弾!

結局「どーしても欲しい」と香港まで持ち帰ったとか?

さすが、遊び道具を持たせたら右に出るモノはいない、アジアナンバー1、30男である。

 

  最後のメインイベントは「レオンと卓球しよう!」のコーナー。

さすが、「ピンポン王国」中国の出身だけあって(?)、かなりの腕前らしいとの

前評判が私の耳にも飛び込んできた。

  過去コンサートで見せた、手と足が一緒に前にでてしまったダンスの力量(悲)(助けて〜アーロン〜!)、歌の途中で悲しくもずれていってしまうリズム感(とほほ)…などなど、こと運動能力関係に関しては、レオンの「アキレス腱」ではないか? と常々思ってきた私。

そんな訳で「えっ、卓球がうまい? また、眉ツバもんでしょう…」と疑心暗鬼の思いいっぱいであったのだ。

  不過、担係…しかーーし、予想は見事に裏切られたのであった!

「サムライ」コスプレで会場に現れたレオンは、予選を勝ち残った、卓球歴ン年の強者ダブルスを相手に、華麗な卓球の技を繰り出した。

ミラクルサーブ!

スーパーレシーブ!

クイックスマッシュ!

大リーグ養成ギプスをつけて、過酷な練習に日々耐えてきたかの如く、素晴らしい妙技を次々と繰り出した! (注:大リーグ養成ギプスがわからん方は「巨人の星」を読むべし)

で、結果はレオンの勝ち〜!

真剣に喜ぶレオン。

でもー、一応男と女、スターとファンという図式なら一応お愛想で、ゆるいプレー見せたりするのがフツーのスターであるが、(だって、ファンの集いだもん、香港のチャリティ番組ではないしぃ…)そこはさすがレオン、我が道を行くB型レオン。第一球目から全力投球で「勝負」に走ったのであった。やはり、「おもへん」である〜。

 

そんなこんな、楽しいイベント目白押しでその日の夜は更けていった…。

 

10月28日(日) 11時 渋谷パンテオン

東京ファンタスティック映画祭り「バレット・オブ・ラブ」舞台挨拶

 

 レオン漬けの幸せな日、第2日目である。

映画「バレット…」上映終了後の13時過ぎ、とうとうレオンが瀬戸朝香嬢と舞台に登場!

さすが、レオン、今日はキチッと髪も整え、颯爽とスーツに身を包み、フラッシュを浴びながら、スターのオーラ全開であった!

しかーーし、昨夜夜遊びしたのか?? 真意のほどは明らかではないが表情はちょっと緊張&固め&眠そうであった。

  昨日の辻村さんから、今日の通訳はいつもの王小姐に。

さて、ここでひとつ気になっていたことを。

この通訳の王さん、もうそれはそれは、美しく変貌を遂げていたのである…。

私、レオンよりも王さんに釘付けになってしまった! 痩せて、ファッションも最先端に。以前が「かわいい女のこ」だったとすると、今回は明らかに「いい女」であった。その「美」の極意、私に教えてくだされ〜! プリーズ!

 

閑話休題。

 さて、舞台上ではレオンと瀬戸朝香嬢が…

MCが「レオンさんと朝香さんは、久しぶりの再会じゃないですか? 久々にお会いになっていかがですか?」と振ると

レオン「今の僕の気持ちを態度で示してもいいですか?」と言い放ち、朝香嬢に「Hug」!!

会場からはキャーーーー、レオーーーンの嬌声。

しっかり、カメラマンにもベストショット(&ネタ的に美味しいショット)を提供し、さすがレオン今日は仕事人としてプロらしい態度であった。

質問に対する答えも、昨日とは違い「優等生的答え」が多かったレオン。

やっぱり昨日飛ばし過ぎだったのか??

舞台上でも、会場から立ち去る時も、何度も深くため息を吐いておられたのであった。だっから、言ったじゃーんプロなら、ペース配分しようよ〜(苦笑)。
やはり、最後の最後まで「おもへん・レオン」振りが垣間見られ
私的には大満足の48時間でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

<終わり>