日本での記者会見にレスリーが出席!

 香港から香港の大スター、レスリー チャンさんを招いて、常盤貴子さんとの主演の映画「もういちど遭いたくて」(配給 ソニー・ピクチャー・エンタテインメント)の記者会見とプレス試写の舞台挨拶が3月3、4日、都内で開かれた。

 新宿・パークハイヤットでの記者会見には香港からもテレビ、雑誌、新聞などのプレ スが殺到するなど、映画の注目度とレスリーの人気の高さを証明した。

 今回の共演をきっかけに、日本の俳優とチャンスがあれば共演したいというレスリー。 来年はコンサート(会場は国際フォーラムか武道館が候補に上がっているという)を開く計画もあるほど、日本での活躍の幅をぐっと広げそうだ。

 香港の俳優、監督がハリウッドで注目される中、彼はあえて日本の俳優との共演を引き受けたのは、日本の有望な人材に魅力を感じたからだという。中でも常盤貴子さんは彼女のドラマ「愛しているといってくれ」が香港でも放映され、認知度は高い。

 「コンニチハ。ボクハスケベデス。」 はレスリーさんが始めて常盤さんと交した挨拶だった。



 常盤さんの印象についてこう語る、
 「第一印象は普通の女の子。ロケは夜中になることもしばしばで、寝不足でも不平を言わず、しかも外国で演技に集中しようとした姿勢は、さすがプロだと思いました。」

 常盤さんとのコミュニケーションをとるのは難しくなかったかとの質問にも「全く何の問題もありませんでした。なぜなら、彼女は事前に完璧に日本語に翻訳してある脚本(脚本の翻訳は広東語スクールで行いました。苦労の甲斐があったと言うもの!!)を持っていて、内容をすっかり理解していましたし、自分が何をするべきかを知っていましたから。」

 常盤ののめり込み方もかなりのもので、広東語の吹き替えのほとんどは彼女がこなした。レスリーさん、アニタ ユンさん主演の「金枝玉葉」を観て、レスリーさんにハマりプライベートでも何度か旅行をするなど、今や立派な香港フリークである。

 現場では日本のようにいい条件ばかり揃っているわけではない。スタッフも俳優も一丸となって撮影に臨むのが香港流。そんなギャップをカバーしたのがレスリーさんだと言う。

 特にラブシーンでのレスリーの態度が、彼女をますますやる気にさせたようだ。
「ほとんど裸同然で演技をするシーンでは、多くの女優さんは戸惑うことも多いけど、両者が楽しい雰囲気を持って臨めばうまくいくものです。常盤さんとのラブシーンは、ボクのアドバイスが功を奏しました。キスシーンがうまくいかないと、ボクから彼女に『モウイッカイ』という風にね。」

 特に後半のラブシーンは、日本のトレンディドラマでは決して見られない、臨場感あるものに仕上がっている。
 「レスリーは本当に(強調しながら)よくしてくれました。私が胃を壊し体調をくずしていたら、自宅からお手製のスープを持ってきて食べさせてくれたんです。」

 路上でのロケでも、ファンに囲まれても常盤さんをエスコートし車にさっと乗せる、その都度必ず「大丈夫か」と確認するなど、日本の芸能人からすれば「俳優さんらしくない」やさしさで溢れていたという。確かにレスリーさんは、日本人からみればびっくりするほど気を使う人である。マスコミ嫌いと噂されていたが、実際に舞台挨拶でも予定の時間を延ばしてまでも進んで常盤さんの手をさっと取って、ずんずん前に出て撮影しやすいようにと自らカメラの前に立った。記者会見も常盤さんに対する質問でも丹念に聞き、香港のプレスが質問するチャンスが少ないからと、わざわざ彼等のために司会者に「もうちょっとね」と記者会見を延長する。何度か大物の記者会見に出席したが、これほど気づかうスターは見たことがないと思うほど、きっちりと役を果たしていた。

 ちょうど同じ時期に来日していたフェイ・ウオンのコンサートをこっそり観に来たレスリーさん。客席が立ち上がって手を叩けば、レスリさんーもみんなと同じように立ち上がる。混乱を避けるために途中で退席する時も、気付いたファンに無言で手を上げて挨拶するなどプライベートでも「大人の男」として自然に振る舞える人である。

 ところで、やさしいレスリーさんが常盤さんのためにどんなスープをつくったのだろう。気になるレシピについてちょっと教えてくれた。
「家でよく作っているものです。いろいろな漢方と野菜をいれた熱を冷ますスープ」 だそうである。



もういちど逢いたくてのストーリー

 急死したフィアンセの面影を訪ねて彼の職場であり、二人の生活をスタートすることになっていた香港でばったり、瞳(常盤貴子)はフィアンセそっくりのガーボウ(レスリー・チャン)に出会う。

 ガーボウはフィアンセと違って、陰がある人物。しかし瞳はどんどんガーボウに引かれていき、いつしか二人は恋人同士になる。

 広東語スクールでロケが行われ、校長の Anny先生も広東語の先生役で映画出演する。香港映画ならではのハラハラドキドキシーンとファンならずともうっとりしてしまうレスリーの表情がなかなか見所。


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