ハリウッド映画に対抗できるアジア映画の製作プロジェクトである「アジアン1000スクリーンズ」の第1弾。

 結婚間近のOL(常盤貴子)が事故で婚約者(張國栄(レスリー・チャン))を失い、傷心のまま、その赴任先だった香港へ旅立つ。香港で婚約者の生き写しのおとり捜査官(張國栄の2役)と出会い、お互い引かれあっていくというラブストーリー。

 映画の中では、広東語、英語、日本語が使われる。総製作費は4億円。8月19日に香港でクランク・イン。 9月上旬クランク・アップ予定で、中国、香港、日本でロケを行う。 また、来年2月の「ベルリン映画祭」への出品も検討されており、4月には日本国内50館をはじめ、香港、中国、台湾などアジア各国約100館で公開予定。

 なお、本映画の脚本の広東語から日本語への翻訳は当BCCインターナショナルアカデミー広東語スクールが担当した。


「月へ、星たちへ」 渋谷ロケの1日

 1998年8月31日月曜日、東京は台風4号の影響もやや薄れたとはいえ、どんよりとした曇り空のなか、香港映画スター張國栄(レスリーチャン)と人気女優常盤貴子の主演で話題の日本、香港など7ヶ国合作映画「月へ、星たちへ〜 to moon, to stars 」(原題「星月童話」)の渋谷ロケが行われた。

 ロケの内容としては、常盤貴子演じるOLが香港に婚約者とともに移住するに向けて、広東語を習ってるところをとるというもの。

 その広東語教室には当校の広東語教室が使われた。

 早朝7時半にはすでに一目レスリーを見んが為という熱烈なファンが大勢詰め掛けていた。 まず最初はレッスンが終わった常盤をレスリーが車で迎えにきて待っている、というシーン。 日・香のスター撮影とあってか、当校の入り口の歩道には瞬く間に人だかりができる。 そんな通行人や、やじ馬をものともせず、淡々と演技を進める2人。車で待つレスリーに駆け寄っていく常盤。 クローズアップのショットはどこから見てもお似合いのカップルだ。

 次の撮影は常盤がクラスメートとともに広東語の授業を受けているシーン。 実際に授業で使われている教室に機材が運び込まれる。ここでの生徒役7人は皆、当校の広東語の生徒だ。もちろん先生役は当校の?ケ校長が担当した。心なしか皆やや緊張気味の中、発音練習のシーンを撮影。 この時点で室内の撮影は終了。

 校長の特別のはからいで、当校の生徒は、教室でレスリーを囲んで記念撮影会と相成った。全員、至福の表情でカメラを見つめる。

 ラストは、最初に撮影したシーンのロング・ショット。授業が終わって、クラスメートをかき分けレスリーの元へと走っていく常盤。ここでは、急遽生徒役エキストラとして、8名が追加出演できることに。思いもかけなかった幸運にはしゃぎつつ、皆努めていつも通りの下校時を設定して歩道を歩くこと数回。
 ようやくここで、さしてハプニングも無く撮影は無事終了。

 当校にとってこのような場を提供できて何よりであると同時に生徒たちにとっても、広東語の学習により身が入るのでは、と期待している。


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